実施要項

■日 時:2011年 11月22日(火)

セミナー:13:30~17:10/交流会:17:15~18:45

■会 場:

セミナー:大阪商工会議所 401号会議室(4F)/交流会:レストランマイドームおおさか

■主 催:

オープンガバメントクラウド・コンソーシアム(OGC)

■後 援:

大阪商工会議所

■対 象:

ITベンダー/ITユーザー企業経営者、同エンジニア、ユーザー企業エンジニア

■参加費:

セミナー 無料 / 交流会 3,000円(実費) ※当日申し受けます。領収書発行いたします。

趣旨

クラウドコンピューティングが大きな時代の流れとなり、ITに関係するビジネスは、従来のように情報システムの構築を行うという形から、インターネット上に提供された様々な分野やレベルのITサービスを人間系のサービスと組み合わせて新たな業務プロセスとして再構成するという、いわばサービス提供に重心をおいたビジネスが主流になろうとしている。このようにITとビジネスを一体化させて価値を生み出すためには、クラウドコンピューティングという仮想化・カプセル化されたITのパワーと業務の現場での課題とをうまくマッチングさせ、現場に合った適切なサービスを企画・設計し、実際にその場で実動検証しながら、問題解決のPDCAサイクルを回すことのできるアジャイル型のITエンジニアが求められようとしている。
一方、クラウド化により、すべての情報が集約されと、クラウド提供側の障害や情報事故等によってはサービスが提供できなくなる恐れがある。このためサービスレベルやセキュリティレベルを一定に保つ必要がある。現在供用されているクラウドサービスの多くが米国を中心とした海外の企業体によって提供されていることから、国内において同等のサービスを展開するためには、やはり世界標準に準拠した知識や技術が不可欠となる。こうした新しい環境の下では、これまでのITスキル標準(ITSS)や情報システムユーザースキル標準(UISS)の要求する技術やスキル要件では不十分となっており、新たな知識、技術やスキルの習得を急がなければ、ITベンダー企業のみならず、ユーザー企業内ITエンジニアの能力の陳腐化は急速に進むものと懸念される。
本セミナーでは、クラウド環境における、IT人材の新しい働き方、その能力要件( 既存のITSS人材像とクラウド時代のIT人材像の差分)、新時代に求められるIT人材像(ITアーキテクト人材像とデータセンター運用人材像)、教育システム/能力開発システムのあり方など具体的に議論し、クラウド時代に対応できる高度IT人材育成/能力開発方法を提案する。

主なトピックス

クラウド時代のITの捉え方

クラウド環境におけるIT人材像の捉え方<ITアーキテクト人材、データセンタ ー運用人材、セキュリティ人材、PM人材・・・>

既存のITSS(IT Skill Standard/経産省)人材像とクラウド時代のIT人材像との差異<既存ITSS、UISSの問題>

差異をどう埋めるか<チームによる課題解決型学習(Project Based Learning)のすすめ>

セキュリティ技術の重要性とそれへの対応

世界標準に適合しない日本のセキュリティ対策

ネグリジェントハイアリング(怠惰雇用)リスクの高まり

世界標準に適合するセキュリティ人材の育成

高度IT人材育成のための産官学連携体制

人材育成に関する今後の課題と提言

プログラム(予定、敬称略)

13:30~13:35(05 分)

◆ 主催者挨拶
佐伯 康雄 OGC幹事

13:35~14:00(25 分)

◆ 基調講演 『ユーザーがクラウドに求めるもの』 安井昌男 株式会社豆蔵 執行役員(内閣官房 情報通信技術担当室 電子政府推進管理補佐官)

クラウドがもたらす変化にはリスクがありますが、チャンスでもあります。中小企業、あるいは個人でさえも、優れたサービスを用意できれば、世界市場に打って出られる可能性があるからです。そのためには、ユーザーはクラウドにどんなサービスを期待し、何を不安視しているのか知る必要があります。そのニーズを知ると、これまでのITエンジニア像とは異なるエンジニアの姿が浮かび上がってきます。

14:00~14:20(20 分)

◆ 講演「関西におけるクラウドサービスの活用状況と期待」 小川晋平 株式会社インターネットイニシアティブ マーケティング本部 GIOマーケティング部 部長

14:20~14:30(10 分)

休 憩

14:30~15:20( 50 分)

◆ 講演1「“クラウドソムリエ”になる」 羽生田 栄一 株式会社豆蔵 取締役 CTO

新時代のエンジニアのスキルセットとそれを身に付けるポイントを解説します。ビジネスをモデリングして解決策を企画する力、クラウドサービスを“目利き”し、アジャイル手法で素早く用意する力が求められます。仕事の現場にある問題を解決するために、「いつでもどこでも安価に使えるクラウドサービス」を導入したい、と考える企業や社会の要請に応えていく必要があるからです。

15:20~16:10(50 分)

◆ 講演2.「国際水準のセキュリティ能力を身に付ける」 佐伯 康雄 OGC幹事、日本サード・パーティ株式会社 取締役

世界に通じるセキュリティ関連の力をつけるための育成ポイントを提示します。クラウドの利用者・提供者を問わず、これまで以上にセキュリティ対策を考慮しなければなりません。クラウドに情報が集約されていくと、クラウドに何らかのトラブルがあった場合、ビジネスに大きな打撃を与えかねないからです。実際、海外のクラウドサービスは、世界標準のセキュリティ知識と技術を持ったエンジニアによって支えられています。

16:10~16:20(10 分)

休 憩

16:20-17:10(50 分)

◆ 質疑セッション <パネラー>

佐野永時 ペタビット株式会社 専務取締役

羽生田 栄一 株式会社豆蔵 取締役 CTO

佐伯 康雄 日本サード・パーティ株式会社 取締役

<モデレータ>

安井昌男 株式会社豆蔵 執行役員

17:15-18:45

交流会

※プログラムの一部に変更の可能性があります。ご了承下さい。