◆目的
今年度も人間中心社会を前提に、高速で進化しているITのテクノロジートレンド(特にAI)を想定し、集中から分散に戻るアーキテクチャで運用できるミニマイズされたデータセンターと想定している。また、資源の最適な活用も想定し、電力をかなり消費するシステム環境の集合体であるデータセンターについて、自律的に発電し、最適な消費電力で稼働する地域のマイクロデータセンターを活かすエネルギーモデルの在り方を議論予定。
地域の新たな事業モデルや収入源を想定し、市区町村の中で特に人口の少ない自治体と企業が共創できるきっかけを引き続きデータセンターから提言&調査研究の予定。またIoT機器についても経済安全保障をテーマに制定されつつあるJC-STAR制度を理解し、本モデルが適用可能か調査し、新たなアーキテクチャでのモデルを策定予定。

◆活動内容
今年度は、R&Dを含めて実証活動をスタート予定。
以下の作業内容を実現するために必要な環境について、メンバーと協議した。
1:システム
「生成AIからみたデータアクセスの方法とガバナンス」
→SAD分科会と連携し、分散されたGPUサーバーを活かすAIの在り方を調査
2:ファシリティ
「分散環境によるミニマイズされたデータセンターでの運用に適したファシリティ定義と建物の基準」
→分散環境によるミニマイズされたデータセンターを運用する上で、オペレーションを理解し、ファシリティレベルから何を用意しておけば効率的なのかについて調査予定
3:エネルギー
「DCの消費電力を設定し、カーボンフリーを実現する発電所(蓄電池含む)の指針」
→引き続き、EMS(エネルギーデータの授受&制御)のオープンソース化及び、現状のJC-STAR制度※を理解しJC-STAR for D/C(仮定)の在り方をまとめる予定