一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアム(OGC)は、シチズンセントリックな視点とオープン・フラット・シェアモデルを追求し、世界最高水準のIT社会実現をめざして、政府機関への提言とその実現にむけた活動を行なっています。その実現のため、本年度OGCは専門家から構成される分科会を編成し、2020年東京オリンピック・パラリンピックにむけたサイバーセキュリティ人材育成プランに関する提言、企業・行政機関におけるインシデントレスポンス対応組織(CSIRT)の対応力評価ツール(チェックシート、解説書)の作成・普及、スマートシティにおける「オープンエネルギー統合ゲートウェイ」のプロトタイプ開発と実証実験への取組み、医療とマイナンバーの検討、コンテンツマネジメントシステム(CMS)の中で安全性に強いとされるDrupalの研究、地方創生を促す東京から地方への機能移転検討会などを行って参りました。
今回のシンポジウムでは、OGCの活動成果をご紹介するとともに、政府が新たに提示した、一億総活躍社会づくりに貢献できるITの役割とは何か、その実現のため全ての国民が参加可能な社会インフラとしてのIT環境とは何か?IoT元年と言われる新たな時代の幕開け、仮想空間という新しいビジネス環境を創造したインターネットは、いよいよ実社会、全ての産業をデジタル化の波に巻き込んで参ります。そして、安全安心なデジタル社会を維持継続させる為の、更なるサイバーセキュリティ対策の重要性、等々、新たなテーマ設定も行い議論したいと考えております。
本シンポジウムでは一億総活躍社会実現に向けて、IoTを始めとする情報技術利活用の可能性を、我が国の産業政策や情報通信政策のポリシーメーカー、駐日外国公館商務担当官/海外先進都市政策担当者、IT系ベンダー企業専門家らをお招きし、議論します。皆さまご多忙の折恐縮でございますが、ご来臨いただけますようお願い申し上げます。
実施概要
◆主催: | 一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアム |
◆後援: | 総務省、経済産業省、独立行政法人情報処理推進機構 |
◆日時: | 2016年2月22日(月) シンポジウム:13:30~18:00 / 懇親会:18:15~19:30 |
◆会場: | シンポジウム: 全国町村会館 2階 ホール(東京都千代田区永田町1-11-35) 懇親会: 上海大飯店(東京都千代田区平河町2-6-3 都道府県会館B1) |
◆対象: | 中央官庁、自治体関係者、ITベンダー企業経営者・管理職 |
◆参加費: | シンポジウム 無料 / 懇親会 5,000円 |
プログラム(敬称略)
13:30-13:50 | ●開会挨拶「OGCのビジョン」 中村彰二朗 OGC代表理事、アクセンチュア株式会社 福島イノベーションセンター長 |
13:50-14:30 | ●基調講演1.「IoT・マイナンバー時代のIT国家像」 平井たくや 衆議院議員 自由民主党IT戦略特命委員会委員長 |
14:30-15:15 | ●基調講演2.「オランダにおけるイノベーション、サイバースペースと電子政府」(逐次通訳付) ヤン・ハイン クリストッフェルス 駐日オランダ王国大使館イノベーション科学技術部部長 参事官 |
15:15-15:55 | ●講演「IoTによる新たな成長戦略」 前田泰宏 経済産業省商務情報政策局審議官 |
15:55-16:35 | ●講演「IoT/ビッグデータ時代の情報通信政策」 山田真貴子 総務省情報通信国際戦略局長 |
16:35-16:45 | 休憩 |
16:45-18:00 | ●パネルディスカッション「一億総活躍社会に向けてICTに何ができるか?」 【パネリスト】 吉田宏平 総務省 情報流通行政局 情報流通振興課 情報流通高度化推進室長 村井 遊 会津若松市 企画政策部 副参事 柳沼克志 株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック 代表取締役社長・ アジアパシフィック統括責任者 【モデレータ】 中村彰二朗 OGC代表理事、アクセンチュア株式会社 福島イノベーションセンター長 |
18:15-19:30 | 懇親会 |
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