一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアム(OGC)は、シチズンセントリックな視点とオープン・フラット・シェアモデルを追求し、世界最高水準のIT社会実現をめざして、政府機関への提言とその実現にむけた活動を行なっています。
スマートフォンやIoT(センサーなど)、クラウドの普及やAIの進展などにより日常的に多種多様かつ大量のデジタルデータが生成され、流通するようになりました。データを高速、高度に解析するテクノロジーが現れたことにより、データは観光、金融、製造などを含む様々な産業分野だけでなく、ヘルスケア、防災、社会インフラ管理、個々人の生活領域等々に新しい高度なサービスを創り出すと期待されています。しかしデータ利活用の前提となるデータ流通を促進するためには、法制度、流通取引の仕組み、データの入手・分析・利活用のための技術標準の整備など取り組むべき課題が山積しています。
今回のシンポジウムでは、OGCの活動成果をご紹介するとともに、資源としてのデータの流通を促進し、新たな価値を創り出すために何が今求められ、どのように対応してゆくべきかを、我が国の産業政策や情報通信政策のポリシーメーカー、IT系ベンダー企業専門家らをお招きし、議論します。ご来臨いただけますようお願い申し上げます。
実施概要
◆主催: | 一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアム |
◆後援: | 総務省、経済産業省、オープンガバメント推進協議会、独立行政法人情報処理推進機構、一般社団法人日本IT連盟 |
◆日時: | 2017年2月20日(月) シンポジウム:13:30~17:35 / 懇親会:18:00~19:30 |
◆会場: | シンポジウム: 全国町村会館 2階 ホール(東京都千代田区永田町1-11-35) 懇親会: 上海大飯店(東京都千代田区平河町2-6-3 都道府県会館B1) |
◆対象: | 中央官庁、自治体関係者、ITベンダー企業経営者・管理職 |
◆参加費: | シンポジウム 無料 / 懇親会 5,000円(当日申し受けます) |
プログラム(敬称略)
13:30-13:50 | ●開会挨拶 須藤修 OGC会長、東京大学大学院情報学環教授 |
13:50-14:30 | ●基調講演「わが国のデータ利活用政策について」 平井たくや 衆議院議員 自由民主党IT戦略特命委員会委員長 |
14:30-15:10 | ●講演「自治体におけるIoT、ビッグデータ、AIの社会実装に向けて」 太田直樹 総務大臣補佐官(地方創生、情報通信技術担当) |
15:10-15:50 | ●講演「ビッグデータとデイープデータの相克」 前田泰宏 経済産業省商務情報政策局審議官(商務情報政策局担当) |
15:50-16:05 | 休憩 |
16:05-17:35 | ●パネルディスカッション「データ流通時代の幕開け~データによる価値創造」 【パネリスト】 ・磯部泰之 株式会社クレディセゾン ネット事業部 データマーケティング部長 ・真野 浩 EverySense,Inc. CEO ・山路栄作 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 内閣参事官 ・関本義秀 東京大学生産技術研究所准教授・一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)代表理事 【モデレータ】 中村彰二朗 OGC代表理事、アクセンチュア株式会社 福島イノベーションセンター長 |
18:00-19:30 | 懇親会 |