◆目的
スマートシティのデータ連携基盤の形は、図Aに示される要素で構成されている。
その上で、デジタル田園都市国家構想総合戦略の中では、デジタル実装に取り組む地方公共団体を、2024年度までに1,000団体。2027年度までに1,500団体を目指している。
その反面、各地域としては、何が地域の為の役に立ち、かつ市議会及び市民に対してどのようなサービス及びシステムを選択すれば、スタートできるのか難しい課題になっている。
そこで今年度のAPIデザイン分科会は、新たな体制のもと、以下の3つをテーマに掲げて、メンバーで議論し、調査提言したい。
1:先端的地域を調査し、APIポータル(地域)通してビジネスに必要なAPIを提言
2:新たにデジタル田園都市国家構想に採択(2023年6月の予定)された地域も含め、データ提供者のAPIによるサービスについて調査
3:他のコンソーシアムと連携し、スマートシティの「アーキテクチャーナレッジ」と「教育コンテンツ」の自治体へ無償提供
◆活動内容
目的の3テーマを実現するために、以下の内容で活動したい。
A:採択地域のAPIポータルを参照し、ビジネスレベルでのAPIの提供に必要な内容をメンバーと議論し、理解。
B:スマートシティの海外でのAPIを活用した取り組みを調査し、理解、報告
C:スマートシティに興味関心ある地域へ、「ナレッジ」、「教育コンテンツ」、「事業理念」、「データ連携」などについて説明(図Bを参照)し、他のコンソーシアムや自治体に提言
◆スケジュール
メンバーにてそれぞれ分担し、3か月ごとに分科会を開き進めていく予定。