◆目的
Society5.0時代に求められる高度IT人材のモデルを継続的に調査・研究し、IT・デジタル人材不足の問題に対応するための提言や啓蒙活動を行う。また、中央省庁との情報交換や連携に加え、特に地方自治体や地方に根ざす企業におけるIT活用の促進にむけた人材育成、オープン化による人材の増加や成果の創出に向けて、他分科会や自治体と連携した提言や施策の実行を進める。
◆目標
昨年度同様、オープンガバメント推進協議会参画自治体をはじめとする複数の地方自治体と連携し、EBPM(Evidence Based Policy Making)の推進、および自治体のデジタル活用・スマートシティ化に向けたデジタル推進を目標に、データ収集・分析・活用のための各種スキル教育を今年度も実施していく。
また、これまでの取り組み内容を官民ともにアピールしていくことで、関心のある団体に広めていく。
(1)オープンガバメント推進協議会との連携による自治体のデジタル化に向けたデータ収集・分析・活用スキル教育実施
(2)地方創生に向けて、不足するIT人材の育成の仕組みの横展開の具体的な検討(RESAS教育、高度IT人材育成教育、第4次産業革命スキル教育など)
◆スケジュール
(1)オープンガバメント推進協議会との連携による自治体のデジタル化に向けたデータ収集・分析・活用スキル教育実施
・2019年4-5月:教育プログラムの決定
・2019年5-6月:実施スケジュールと提供自治体の決定
・2019年6-12月:各自治体での教育プログラムの実施
・2019年9-11月(予):オープンガバメント推進協議会シンポジウムへの参加
(2)地方創生に向けて、不足するIT人材育成の仕組み横展開の具体的な検討(RESAS教育、高度IT人材育成教育、第4次産業革命スキル教育など)
【地方におけるEBPM促進のためのRESAS研修】
・2019年4-5月:RESAS教育内容の検討
・2019年6月-2020年3月:RESAS教育の実施
【IT人材育成の仕組み横展開の具体的な検討】
・2019年上期(~9月):ローカルパートナーとの検討、仕組みに関する調査
・2019年下期:地方企業における実装検討開始、横展開のための仕組み(EラーニングやMOOCなど)展開の具体化